|
●ワクチン
ワクチンとは、ヒトなどの動物に接種して感染症の予防に用いる医薬品。似た概念の医薬品にトキソイドがあり、これは毒物への抵抗力を付与するために用いる。現在流行している新型インフルエンザや強い感染力を持つとされる鳥インフルエンザのワクチン開発、製造が急務である。また、ワクチンは、転じて、コンピュータウイルス感染の予防や、感染したとき復旧のために用いるソフトウェアのことも差す。
ワクチン(vaccine)はヒトなどの動物に接種して感染症の予防に用いる医薬品。毒性を無くしたか、あるいは弱めた病原体から作られ、弱い病原体を注入することで体内に抗体を作り、以後感染症にかかりにくくする。弱いとはいえ病原体を接種するため、まれに体調が崩れることがある。接種方法としては皮下注射、筋肉内注射が多いが、経口生ポリオワクチン(OPV)のように直接飲む(経口ワクチン)ものやBCGのようなスタンプ式のもの、変則的接種方法として、皮内注射などもある。
ワクチンを発見したのはイギリスの医学者、エドワード・ジェンナー。牛痘にかかった人間は天然痘にかからなくなる(またはかかっても症状が軽い)事を発見し、これにより天然痘ワクチンを作った。名前の由来はラテン語の「Vacca」(雌牛の意)から。その後、ルイ・パスツールが病原体の培養を通じてこれを弱毒化すれば、その接種によって免疫が作られると理論的裏付けを与え、応用の道を開いたことによって、さまざまな感染症に対するワクチンが作られるようになった。ワクチンは大きく生ワクチンと不活化ワクチンに分かれる。
●生ワクチン
毒性を弱めた微生物やウイルスを使用。液性免疫のみならず細胞免疫も獲得できるため、一般に不活化ワクチンに比べて獲得免疫力が強く免疫持続期間も長い。しかし生きている病原体を使うため、ワクチン株の感染による副反応を発現する可能性もある。
* BCG
* 経口生ポリオワクチン
* 痘苗(現在は、主に軍用)
* 麻疹ワクチン
* 風疹ワクチン
* 麻疹・風疹混合ワクチン
* 流行性耳下腺炎(おたふく)ワクチン
* 水痘ワクチン
* 黄熱ワクチン
* ロタウイルスワクチン
* 帯状疱疹ワクチン
* 新三種混合ワクチン(麻疹・風疹・おたふく。旧来日本でも行われていたMMR三種混合ワクチン)
* MMRV=麻疹・風疹・おたふく・水痘(日本未承認)
●不活化ワクチン
* インフルエンザウイルスワクチン
* 狂犬病ワクチン
* コレラワクチン
* 三種混合(DPT)ワクチン(百日咳・ジフテリア・破傷風混合ワクチン)
* 二種混合(DT)ワクチン(ジフテリア・破傷風混合ワクチン。ジフテリア抗原のため10歳以上には1/5量投与。しかし、この量だと、破傷風の有効量が不足しているため、最大限の効果を得るためには別途破傷風トキソイドをうつか、輸入TdまたはTdapにする必要がある)
* 日本脳炎ワクチン
* 百日咳ワクチン
* 23価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン(2歳以上のみが対象)
* A型肝炎ウイルスワクチン
* B型肝炎ウイルスワクチン(C型肝炎その他は開発中)
* 多価蛋白結合肺炎球菌ワクチン(2歳未満の小児にも有効)
* 炭疽菌ワクチン
* 不活化ポリオワクチン
* 髄膜炎菌ワクチン
* 腸チフスワクチン
* ダニ媒介脳炎ワクチン
* インフルエンザ桿菌b型ワクチン
* A型肝炎ワクチン(全2回接種型・1回接種=2週間後抗体陽転、12ヶ月持続。1歳より接種可能)
* 7歳以上用ジフテリア・破傷風混合ワクチン(Td。破傷風の抗体産生能を維持したまま、ジフテリアの安全接種が可能)
* 新型・不活化経口コレラワクチン(エルトール型にも有効。有効期間2-3年)
* ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(参照→子宮頸癌)
* DTaP/Hib=DTP+インフルエンザ桿菌
* DTaP/IPV/HepB=DTP+不活化ポリオ+B型肝炎
* HepB/Hib=B型肝炎+インフルエンザ桿菌
|
|
ワクチン、新型インフルエンザ、予防接種、感染予防、鳥インフルエンザ対策、伝染病対策、わくちん、注射
スポンサード リンク
ワクチン、新型インフルエンザ、鳥インフルエンザ用ワクチンを検索しよう
|